工数管理DXを活用する現場の声~バックオフィス編~ (DX#66)
弊社スパイスワークスの現場で、工数管理アプリ「Playth(プレイス)」を利用しているメンバーから生の声を聞くシリーズも3回目となりました。
前回のWebデザイナーに続き、今回はバックオフィス編をお届けします。
インタビュアー
バックオフィス担当
【 目次 】
よく使う機能は?
ではまず、諸星さんのお仕事内容を教えてください。
経理、人事、法務、総務など会社全体を通しての事務関連の仕事をしています。
バックオフィス側の業務として、もしくは諸星さん個人としてよく使う Playth の機能は何ですか?
まあ、これは他の方と同じなんですが、日々の日報登録をする時に使いますね。
そこは全職種共通ですね。
あとは、経理で一番多いのは・・・月に1度の収支会議に備えて、月ごとの売上げ確認に使っていますね。
以前はエクセルで資料をつくっていましたね。
はい。 Playth では「プロジェクト収支一覧」の画面で期間を指定すると、その間に請求される予定のプロジェクトが一覧で表示されるので、実際に請求書を発行した経理ソフトとの整合性だけ確認すれば、別途資料を作る必要はなくなりました。
なるほど。そこは経理業務ならではのメリットですね。
それと経理として、外注さんからの請求書を元に、該当のプロジェクトに正しく外注費が登録されているかの確認をしたり、源泉税や支払日を登録したりしています。
外部パートナーの支払い管理にも活用しているんですね。
人事では、勤怠管理として各メンバーの詳細画面で、業務内容を毎月の締め日期間(前月21日~当月20日)でソートして、メンバーの勤務時間を作業区分ごとに分けて、集計しています。
バックオフィス側の使い道は意外と幅広いんですね。
Playth のここが便利
Playth の機能で「ここが便利!」と感じているところはどんなところですか?
そうですね・・・各プロジェクトで協力してくださる外注さんの管理としても活用していますね。
具体的にはどのように活用しているんですか?
それぞれのプロジェクトでどの外注さんが、いくらのご請求内容でお仕事いただいているかが把握しやすいことと、外注さんの登録が一覧化されているので、連絡先をパッと確認する際にも重宝しています。
なるほど。
なんといっても Playth 導入前は、その時々で動いているプロジェクトのことは把握していても、どのタイミングで請求が出るか、バックオフィス側からは分かりづらかったんです。
確かに。各ディレクターのデータを見るわけにもいかないですもんね。
Playthには各プロジェクトの請求予定日が登録される仕様になっているので、いちいち担当者に聞いて相手の手間をかけてしまうことも減りましたし、バックオフィス側での確認や担当者へのリマインド等がスムーズになりました。
それはバックオフィスと現場の双方にメリットがありますね。
今後ほしい機能は?
では、諸星さんの立場として、今後ほしい機能はありますか?
うーん・・・たまに思うんですが、会計ソフトで請求書を発行した後で、プロジェクトの収支一覧に、該当の請求書番号を登録できたりすると、照合がさらに速く正確になって、便利そうですね!?
確かに!その機能があると連携がよりスムーズになって良さそうですね。Playth開発担当者に相談してみますよ。
あとは・・・スパイスにはオフショア拠点があって、そことの請求など、米ドル⇄日本円でのやりとりがあるんですよね。
今は基本的に日本円での記入のみとなっていますが、ドルなど外貨での記入や表示が出せると、もうちょっと便利になるなと思っています。
なるほど、レート計算なども自動化できると、オフショア拠点を持っている企業が使う場合にも、便利に使えそうですね。
その他の要望は?
その他の要望は何かありますか?
今の機能だと、退職したメンバーも、全てメンバー一覧に表示されるので、退職・休職などのステータスに応じて選択肢から表示にする、などのフィルタリング機能があると、新たなプロジェクト登録の際など、作業がスムーズになりそうかな・・・と思います。
それはいいポイントですね。実は諸星さんは人事権限だから退職者も閲覧できるのですが、一般の権限では退職者は閲覧できないようになっています。ここは各社で設定できるようになっています。
権限ごとに設定されているんですね。
「在職」「休職」「退職」などのステータスでユーザーを絞り込む機能があるので、ここも活用できそうですね。
まだまだ気づいていない裏機能があるんですね。
バックオフィスならではのご意見ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
ディレクターやデザイナーといった制作サイドの視点だけではなく、バックオフィス部門から見たPlaythの活用例、ご参考になりましたでしょうか?
今後もあらゆる職種の立場から意見を集め、より使いやすいアプリケーション開発を進めていく予定です。
Playthについて少しでもご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。